2019年 02月 13日
カリスマバイヤーは必ずしっぺ返しにあう!
石田梅岩と言う人は「商いは金儲けのためにあらず。天下万民のためにあるべし」と語っていた。
大手小売業には「カリスマバイヤー」と称されている人がいるが、仕入れるときの買い叩きがうまい人のことで、後でしっぺ返しにあうケースが多い。
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【本文】
■ カリスマバイヤーは必ずしっぺ返しにあう! ■
大手スーパーや百貨店の仕入担当者のミッションは、いかに価格を安く仕入れるかが腕の見せどころだろう。
相手は売りたい立場だし、こっちは安く仕入れたい立場だ。
交渉がいつの間にか脅しや脅迫になってしまい、めったにないことではあるが、逆に相手から取引を停止されてしまい、慌てることになるのだ。
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埼玉県に、スーパーを切った豆腐屋「S屋」があった。
豆腐は格安で販売される目玉商品になることが多い。
「S屋」があるスーパーに納品に行ったとき、若い社員に「邪魔だ、どけ、豆腐屋」と怒鳴られ、社長は頭に来た。
とびっきり美味い豆腐を開発して、高額販売することを方針に掲げ、数年後に見事にそのスーパーを切ってやったのだ。
販売先は高級スーパーや料亭などだが、自らも小売業に乗り出して店舗数を拡大し、繁盛している。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア