2019年 02月 24日
厳しく訓練した盲導犬はご主人の言うことを聞かない!
盲導犬訓練の第一人者であるT氏は「厳しく訓練した犬は、教官の言うことは聞くが、ご主人の言うことは聞かない」と語っていた。
訓練士として駆け出しの頃、目の不自由な人に「この犬は私の言うことを聞いてくれない」と言われて返却されたのだった。
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【本文】
■ 厳しく訓練した盲導犬はご主人の言うことを聞かない! ■
盲導犬候補の子犬は、普通の家庭に預けられて人間とのふれあいに慣らされる。
その後、盲導犬訓練所にて盲導犬としての訓練を受ける。
盲導犬訓練の第一人者であるT氏が、訓練士として駆け出しの頃、しっかり訓練したつもりの盲導犬がいた。
約一ヶ月間、訓練所でご主人になる目の不自由な人と寝食を共にしてもらい、相性もよいということになれば引き渡すそうだ。
ところが我が家に連れて帰ったところ、その盲導犬はご主人の言うことを聞いてくれない。
T氏はその盲導犬を返却されてしまったのだった。
それ以来、T氏は、厳しく叱りながら訓練することをやめて、優しく褒めながら訓練することに決め、実行してきた。
悪夢の返却以降、盲導犬を返却される不名誉な事案は一件も起きていないそうだ。
子育てにおいても、部下を育てるときも褒めながら育てるほうが素直に、真っ直ぐ育つようだ。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア