2019年 04月 08日
物流業界も社員が大事だとやっと気付いた!
経営者のもっとも大事な仕事は、社員の生活を守ってあげることだと思う。
業績を挙げようとして格安で大量の仕事を受注したり、給料をカットする風潮が強いが全くの逆効果だ。
若者は免許を取る人が少なく、物流業界だけでなくタクシー業界もバス業界もドライバー不足は深刻だ。
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【本文】
■ 物流業界も社員が大事だとやっと気付いた! ■
宅配業界が取り扱う荷物の個数は年々増え続ける一方だ。
お店に行かずに手軽に通販などで購入する人が増え続けるからだ。
通販業者は、宅配業者と交渉して格安の運賃で契約することに成功した。
お客様へは「送料当社持ち」と言えば、お客様は「送料はただなんだ」と喜ぶだろう。
ところが通販などを利用する人は、留守がちだから宅配業者は再配達を強いられて残業が多くなり、その多くはサービス残業だった。
そのような背景で宅配業者のドライバーは次々辞めていき、生協などルート配送の会社などに再就職したようだ。
特にクロネコは慌てふためいて、大手通販業者の仕事を断ったり値上げを断行し、ドライバーの待遇改善に舵を切ったことで同業他社も一斉に追随した。
物流業界はドライバー争奪戦となり、ドライバーに破格の賃金を提示している例もある。
留守の場合、近くのコンビニに留め置き、都合のいいときにとりに行ってもらうようにして再配達を減らすことも大事ではないか。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア