2019年 05月 14日
会社を存続させるには後継者を育てること!
後継者不足で会社を整理・閉鎖する例が増えている。
このような会社は、何としてでも後継者を見つけ出すことに奔走すればゴーイングコンサーンを実現できる可能性が出てくる。
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【本文】
■ 会社を存続させるには後継者を育てること! ■
優秀な中小企業も後継者がいないために次々閉鎖に追い込まれているのは残念なことだ。
例えば、「痛くない注射針」で有名なO工業も閉鎖することを決めた。
当時の小泉総理が訪問したこともあるO工業だけに残念というか、もったいない。
子供が後継者になることを拒んだならば、社員の中から有能な人を人選すればいいと思うのだが、そう簡単な話ではなさそうだ。
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私が係わったことのある20人規模の金属部品加工業では、子供は娘二人で息子はいない。
社長は、自分の代での会社閉鎖も脳裏をかすめていたが、何と二人の娘が婿殿を見つけてきたから一気に後継者問題は吹き飛んでしまった。
長女の婿殿は工場長で将来の社長候補、次女の婿殿は営業本部長で将来の専務候補、そして二人の娘は事務所(経理・総務)をしっかり守ればいい。
娘が幸運の女神になる例もあるから、後継者を諦めずに育てることに懸けることだ。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア