2019年 05月 23日
お絞り事件で日航幹部らの目が覚めた!
稲盛和夫氏はまず幹部の意識改革が大事であると考え、何度も幹部研修を繰り返した。
だが「町工場のおっさんに航空事業の何が分かるのか」とバカにした態度の幹部が多かった。
態度の悪い幹部の一人にお絞りを投げつけたところ、顔に命中し、目が覚めたようだ。
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【本文】
■ お絞り事件で日航幹部らの目が覚めた! ■
日本航空の幹部たちは、稲盛和夫氏の実力を知らなかったようだ。
町工場の京都セラミックを世界的に通用する大企業に育て上げたことは知っていても、「航空事業の何たるかも知らないくせに」と舐めてかかった。
日本航空に乗り込んで驚いたのは、社員はみんな「他責化志向」だったことだ。
顧客をANAやその他の航空会社に獲られたのは営業が悪いと非難した。
重用インデントに指定されるようなトラブルが繰り返されたのは整備部門がだらしがないからだと非難した。
稲盛氏はまず幹部の意識改革から進める必要があると考え、幹部研修を繰り返した。
不真面目な態度、真剣に人の話を聞こうとしない幹部の態度に立腹した稲盛氏は、手元にあったお絞りを投げつけたところ、何と顔に命中した。
稲盛さんは本気で怒っていると悟った幹部たちの意識改革は急速に進んだ。
お絞り事件で日航幹部らの目が覚め、EQ力が磨かれたことで、V字回復できたのである。
= コンピテンシー宣教師 =
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配信元は彩愛コンサルピア