2019年 06月 24日
データの改ざんを仕事としてきた人たちへ一言 言いたい!
金属の規格はかなりいい加減なようだ。
例えばどんな添加物が入っているのか、剛性つまり強度などはユーザーが受け入れ検査で容易に測定できるものではない。
検査データを改ざんすることを主な仕事にしていた人が大勢いたなんて日本のモノ作りは地に落ちた。
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【本文】
■ データの改ざんを仕事としてきた人たちへ一言 言いたい! ■
振り込め詐欺師たちはお年寄りをどうやって騙すかが仕事だ。
振込みだと足がつきやすくなってきたから取りに行く詐欺が多くなっているようだ。
でも、残念ながらいつも捕まるのは末端の人間で本丸は捕まりにくい。
神戸製鋼所に強制捜査が入って久しい。
1970年代から既に検査データの改ざんが始まったと言うから半世紀も続いた不正だ。
部課長はもとより経営層も色濃く関与してきたことが新聞の記事やテレビの報道で手に取るように分かった。
隠語は「トクサイ」と言うことで、もともとは特別採用を縮めて特採と称するのだが、神戸製鋼所ではカタカナで表現していた。
上司に「トクサイ」と指示されればデータを改ざんし、躊躇なく正規の合格品にする。
不正を仕事として長年継続してきた人たちも最初は心が痛んだのではなかっただろうか。
泥棒も万引きも最初は気が引けるが慣れてしまえば生業になり、何も感じなくなるのと同じだ。
= コンピテンシー宣教師 =
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