2021年 05月 05日
社員と取引先を大事にする「善の経営」を!
世の中は今頃になって製造業の国内回帰などと言っておるが、YKKはずっと黒部でもの作りをやってきた。われわれは自分の手や肌で感じたことを明日の進化につなげていく。
~竹島 清氏の言葉~
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【本文】
■社員と取引先を大事にする「善の経営」を!■
中国に残るメリットが薄れて国内回帰を推進した大手セットメーカーは、下請けの部品メーカーなどに対して中国コストで部品を作ってくれと迫る例が多いと聞く。
それだけではなく、JIT(Just In Time)生産やJIT納入を迫り、そのうえ極上の品質を要求する。
多くの中小企業、中でも町工場の廃業が相次いでいるのは、後継者がいないか、いても利益なき繁忙では息子にやらせるわけにはいかないと考えるからだ。
町工場が衰退してなくなれば困るのは大手のセットメーカーなはずだ。
YKKは黒部で金型や機械を全て生産し、海外工場に送るから技術やノウハウは黒部ががっちり握っている。
そして経営は創業者、吉田忠雄氏の「善の経営」を受け継いでいる。
取引先、社員とともにある会社だから顧客を大事にすることができるわけだ。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は彩愛コンサルピア
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