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番組捏造の遠因は、発注するキー局に!




【本文】

■番組捏造の遠因は、発注するキー局に!■

「あるある大辞典2」の番組捏造の波紋は大きかった。


しかし、これまでも他局も含めて同様の捏造はあったし、今放送の番組だって捏造がないとは言い切れまい。


原因は大きく二つある。


1.視聴率至上主義


2.番組制作の下請け、孫受けへの丸投げ横行


視聴率を稼ぐためなら何でもありだ。


視聴者の興味をそそるようにおもしろ、おかしくだから中身の信憑性は犠牲にされる。



下請け、孫受けは大手ゼネコンのピラミッド型の丸投げ構造にも似ている。


元受は下請けを絞る。


コストカットと納期を迫り、できないなら他に出すと脅し文句。


下請けは、同様に孫受けを絞る。


そこにはパートナーシップという考えは存在しない。


悪代官が民、百姓から年貢を搾り取る様にも似ている。


孫受けともなれば社員は徹夜、徹夜、そして薄給に泣いている。


納期が切羽詰れば、捏造してでも間に合わせるしかないだろう。




流通業界を中心にSCM(サプライチェンマネジメント)が構築され始めているのに、ゼネコンや放送業界は半世紀も遅れているように思えてならない。


ここにメスを入れる人は誰なのか。


問題にもならず、全く闇の部分だ。


アウトソーシングといえば格好良く聞こえるが、真のパートナーシップでなければ又再発する。


          =コンピテンシー宣教師=

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配信元は彩愛コンサルピア


Windows Mode 2月号「人間力養成講座」の中で「読んでおきたい一冊」として採り挙げられました。
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」


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by shimo3781 | 2007-01-25 15:14 | 企業体質 | Trackback