2008年 07月 29日
漁師の悲劇は消費者の魚離れに遠因がある!
【本文】
◆漁師の悲劇は消費者の魚離れに遠因がある!◆
重油の高騰が漁師たちの生活を脅かしている。
出漁しても漁獲高が上がらない。
にもかかわらず魚の値段は低調のままだ。
その遠因は消費者の魚離れにあることは間違いないようだ。
TBSのうわさの東京マガジンという番組がある。
「やってと~らい」というコーナーには、毎週料理の落第生である平成の乙女たちが登場する。
たとえばアジのたたきを作ってもらうシーンがあった。
乙女たちは数種類ある魚の中でどれがアジなのかも分からない。
丸々と太ったいわしを取り出して切り刻み、アジのたたきだという。
正しくアジのたたきをできた人は25人中たった一人だというからあきれる。
そもそも丸ごとの魚の姿など見たこともない乙女たち。
半調理品の冷凍食品や飲食店で完成品の料理を食べているからこんなことになるのだろう。
一匹まんまの魚を買って調理する習慣が消えうせた。
それだけではない。
パン食、麺類、パスタと食事のレパートリーが広い。
ご飯食が減った分だけ魚のおかずも減った。
当然魚離れを招いてしまった。
今、食の値上げラッシュ。
ご飯を食べておかずを摂る。
昔のご飯中心の食生活に戻れば値上げラッシュにも耐えられる。
そして魚の値段も少しは上がって、漁師たちに潤いが行き届きようになってほしいものだ。
=コンピテンシー宣教師=
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配信元は、彩愛コンサルピア
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